大浦こころ展 やわらかな圧力 大浦こころ展 やわらかな圧力 大浦こころ展 やわらかな圧力
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月曜日休館(ただし1月10日、3月21日は開館し、翌火曜日休館)
開館時間=9時30分〜17時30分(入館は17時まで)
会場=古美術企画展示室(1階)
観覧料= 常設展示観覧料でご覧になれます。
一般200(150)円、高大生150(100)円、小中生以下無料。
  ※本展チケットでほかの常設展示も御覧になれます。
※1枚のチケットで、本展のみ全期観覧できます。
※( )内は20名以上の団体料金。福岡市発行のシルバー手帳および北九州市発行の年長者施設利用証・療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者は無料。また、鹿児島市民および熊本市民の65歳以上の方で、年齢・住所を確認できる公的機関発行の証明書提示者は無料。
主催=福岡市美術館
助成=芸術文化振興基金

  日本の模様染めに、筒状の袋に入った糊を手で絞り出しながら布面に置いて防染する「筒描」という技法があります。フリーハンドで糊を置くこの技法は、型染とは異なって大量生産には向きませんが、思い通りの
文様を描きだすことが可能であり、高級呉服として知られる茶屋染や友禅染にも用いられてきました。
  筒描技法は、木綿地や麻地を用いた布団、夜着、風呂敷、暖簾、袢纏など、庶民の生活に用いられる品々をも彩ってきました。それらは婚礼や出産、祭礼といった晴れの機会に、家族や共同体の幸せを願って発注される特別なもので、多くは長寿や子孫繁栄を願う吉祥文様が選ばれ、各地の職人は大胆にあるいは繊細に腕をふるってきました。筒描で模様染めされた染物は、長い間特に名を付されることもなく、特別な注目を浴びることもありませんでしたが、1920年代頃に柳宗悦らが、筒描で模様を染めだされた夜着や風呂敷に高級呉服とは異なった美を見出したことから、世に価値が認められていくことになり、技法の名を借りて「筒描」と総称されるようになりました。
  本展では、江戸時代から明治時代にかけて日本各地で制作された筒描の名品および、九州で使用されたことが確実に知られる筒描作品約70点を展示し、筒描に託された庶民の願いや思いを浮き彫りにします。日本人に脈々と受け継がれてきた、家族を愛する心、共同体の幸せを願う心を大胆に表した作品の数々をお楽しみください。

     
ギャラリー
トーク
各回14時〜 ◆会場・古美術企画展示室
※聴講無料。ただし、本展チケットが必要です。
◆2011年1月15日(土) 講師=遠谷茂氏(筒描研究家)
◆2011年2月5日(土) 講師=宮原俊恵氏(染織収集家)
◆2011年3月5日(土) 講師=岩永悦子(当館学芸員)
 
 
鶴丸紋 獏
蓬莱山
波に鷹、宝珠、寿字
(宮原としえ裂コレクション)
宝珠に熨斗
松葉に天狗
獅子毛玉


 
恵比寿に鯛(部分)