国宝 金印 漢委奴国王
 
2011年11月8日[火]〜2012年4月1日[日]

福岡市博物館の休館にともない、
福岡市美術館で 国宝金印 「漢委奴国王」 を展示します。
国宝 金印 漢委奴国王
福岡市博物館からのお知らせ
 国宝金印は数ある福岡の文化財のなかでも代表的な一品です。普段は福岡市博物館で展示し、多くの皆様にご覧頂いています。その博物館も昨年11月に開館20年を迎え、空調機器等の改修工事が必要となりました。このため博物館は平成23年11月7日から翌年4月2日まで休館しますが、博物館ではこの期間も金印をご覧頂く機会を作りたいと考えました。金印は江戸時代に福岡の地で見つかり、福岡藩主黒田家に代々伝わった、福岡城とも関わりが深い文化財です。昭和53(1978)年に黒田家から福岡市に寄贈され、最初に展示された場所がここ福岡市美術館でした。そこで博物館閉館中に金印を展示するのに最もふさわしい場所として、福岡市美術館での展示公開が決定しました。今回は金印にとっても 21 年ぶりの美術館になります。美術館で美術品とともに金印をじっくり鑑賞していただくことで、いつもと違った見方ができるかもしれません。この機会に金印が福岡に伝わる文化財であることを再認識し、親しみを感じて頂ければ幸いです。
 
国宝 金印 漢委奴国王
国宝金印 「漢委奴国王」 について
 金印は江戸時代の天明4(1784)年、博多湾に浮かぶ志賀島(しかのしま)で農作業中に偶然発見されました。「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)と刻まれたこの金印は、中国の史書『後漢書』にある、建武中元2年(57)光武帝が福岡平野にあった奴国(なこく)の王に与えた「印綬」(いんじゅ)にあたるもので、弥生時代に大陸との盛んな交流が行われていたことを示しています。異民族の王にも官位と印綬を与えることによって皇帝を頂点とする秩序に組み入れようとした印章制度は、漢代の外交政策を反映したものです。
 金印のつまみ(鈕)(ちゅう)は蛇が身を捩(よじ)り、見返るような形をしています。印面の一辺の長さは2.347cmで漢代の一寸(約2.35p)に相当し、金の含有率は95%です。金は比重が大きいため重量は108.7gとなり、見た目よりずっしりとしています。

金印についての詳細は福岡市博物館のホームページでご覧になれます。
http://museum.city.fukuoka.jp/jb/jb_fr2.html
 

展示期間:2011年11月8日(火)〜2012年4月1日(日)
展示場所:福岡市美術館 1階常設展示室
観覧料:一般200(150)円、高大生150(100)円、中学生以下無料

※上記料金ですべての常設展示室をご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金。
※福岡市発行のシルバー手帳および北九州市発行の年長者施設利用証・療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳提示者は無料。また、鹿児島市民および熊本市民の65歳以上の方で、年齢・住所を確認できる公的機関発行の証明書提示者は無料。「わの会」会員は無料。

交通案内