©The Estate of Jean-Michel Basquiat / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017
C1306

無題
1984年

ジャン=ミシェル・バスキア
(1960/アメリカ−1988/アメリカ)
アクリル、混合技法・画布 223.5×195.5cm
 1970年代末、黒人によるヒップ・ホップ音楽やブレイクダンスが隆盛し始める頃のニューヨークに、落書きアーティストとして突如現れ、80年代のスターとなったバスキア。プエルトリコ人を両親に持つ彼は、白人優位の美術界に挑戦し、瞬く間に独自の世界を確立しましたが、時代を駆け抜けるかのように、27歳の若さで麻薬中毒のためこの世を去りました。この作品はバスキアが24歳のときのものです。落書きのような記号と文字とイメージの混濁は、ある一つの意味をあらわしているというよりは、雑多なモノとエネルギーが混在するニューヨークの路上の喧噪そのもののようでもあります。

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