次の出発 1979年

ジョージ・シーガル
(1924/アメリカ-2000/アメリカ)
石膏、金属、プラスティック、木、紙、ビニール 
222×183×283cm
  荷物を抱えた3人の人が、もうすぐ出発するバスに乗り込むためにゲートをくぐろうとしています。このように、アメリカ社会の日常の一瞬がすくい取られたシーガルの彫刻には、華やかな消費文化の影に見え隠れする都会人の孤独と不安がにじみ出ているかのようです。シーガルは、生身の人体から直接型取りした石膏の彫像と、それに見合う本物の素材による道具立てとを組み合わせた環境的な彫刻によって1960年代初頭に名声を得ました。彼は生涯、自らのそばにある日常の「人生」をみつめ、そのドラマの一瞬を捉えた作品を作り続けました。

©The George and Helen Segal Foundation / VAGA, New York & JASPAR, Tokyo, 2017
C1306

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