生命樹文様刺繍壁掛

19〜20世紀初期
縦142.0cm 横69.0cm
 樹木は洋の東西を問わず、神・宇宙・生命(豊饒)の象徴として、祭祀具や儀式用の布などに表現されてきました。このスマトラ島ランプンの壁掛も、婚礼など重要な通過儀礼に用いられます。三角の山に根を下ろす生命の樹は、インド染織の影響を感じさせます。縁取りの花唐草文様は中東が起源であり、赤い毛織物はヨーロッパからもたらされたもの。赤と黒の組み合わせは、中国文化を思わせます。三角のプチュック・ルブン(竹の子文様)は、インドネシア起源です。この壁掛1点で、さまざまな文化が、交通の要衝であるスマトラ島で融合したことを示す興味深い作品です。

 
風神像
花籠図
円相図
儀式用壁掛
日光菩薩立像
五彩魚藻文壷
布袋見闘鶏図
高麗雨漏茶碗
色絵牡丹尾長鳥文壷
色絵吉野山図茶壷
黒絵式アンフォラ
鍋島染付山水図皿
唐物茶入博多文琳
妙総大師道潜墨蹟
源氏物語図屏風
華角貼四屑箪笥
金剛般若経開題残巻
花鳥螺鈿描金盒子
白褐釉刻花唐草文龍鳳凰水注
豊干・寒山拾得図