布袋見闘鶏図
重要文化財

宮本武蔵(1584〜1645)筆
江戸時代
縦71.2cm 横32.7cm 
 宮本武蔵は江戸時代前期の剣豪で、二天一流剣法の始祖です。書画にもすぐれた武蔵は、南宋の梁楷の減筆体や海北友松の画風を学び、気迫のこもった水墨画を残しました。この布袋見闘鶏図には、伝・梁楷、海北友松の作品にも同じ図様のものが見られますが、全体的には友松の作品に近いといえます。まさに飛びかからんとしてにらみ合う二羽の鶏を、布袋は悠然と眺めおろしています。この作品の旧蔵者である茶人・松永耳庵は「布袋という絶対者が、争いの絶えない世間を見つめている」と喝破しました。終生戦いの場に身を置いた宮本武蔵が辿りついた境地として見れば、興味は尽きません。

 
風神像
花籠図
円相図
儀式用壁掛
日光菩薩立像
五彩魚藻文壷
布袋見闘鶏図
高麗雨漏茶碗
色絵牡丹尾長鳥文壷
色絵吉野山図茶壷
黒絵式アンフォラ
鍋島染付山水図皿
唐物茶入博多文琳
妙総大師道潜墨蹟
源氏物語図屏風
華角貼四屑箪笥
金剛般若経開題残巻
花鳥螺鈿描金盒子
白褐釉刻花唐草文龍鳳凰水注
豊干・寒山拾得図