黒絵式アンフォラ

ギリシャ
紀元前6世紀
高さ42.3cm
 アンフォラとは「二つの把手を持つ壺」の意で、その優美な曲線につつまれた胴部には、二人の戦士と一人の女性の姿が描き出されています。アンフォラにはギリシャ神話や英雄伝説、ホメロス詠むところのトロイア戦争の名場面などに題をとった絵が数多く描かれましたが、この作品もそのひとつと思われます。甲冑を身にまとい槍を手にした中央の女性は、知恵と戦いの女神アテーナーでしょうか。両脇にいる武装した二人の戦士と激しい戦いを繰り広げています。他面にも三人の戦士による戦闘場面が描かれ、これらの画像は、パルメットや渦巻き状あるいは螺旋状の文様などを組み合わせた装飾帯によって縁取られています。大英博物館所蔵の紀元前525年頃の壺に酷似し、本器もそれに近い時期に製作された作品と推定されます。

 
風神像
花籠図
円相図
儀式用壁掛
日光菩薩立像
五彩魚藻文壷
布袋見闘鶏図
高麗雨漏茶碗
色絵牡丹尾長鳥文壷
色絵吉野山図茶壷
黒絵式アンフォラ
鍋島染付山水図皿
唐物茶入博多文琳
妙総大師道潜墨蹟
源氏物語図屏風
華角貼四屑箪笥
金剛般若経開題残巻
花鳥螺鈿描金盒子
白褐釉刻花唐草文龍鳳凰水注
豊干・寒山拾得図