寺院鳥獣文様緯絣壁掛

カンボジア
19世紀
縦 91.0cm 横 145.0cm


 カンボジアの伝統的な染織である絹の緯絣(よこがすり)は、東南アジアの絣のなかでも図様の精巧さ、華やかさで突出した存在といえます。綾織りで織られているため、表面にすばらしい光沢がでることもカンボジアの絣の特徴のひとつです。特にピダンと呼ばれる寺院の壁掛や天蓋布は、高度な絣の技術によって、絵画的な表現が見られることが大きな特徴です。この作品も仏像の背後に掛けられた壁掛のひとつですが、獅子や象、寺院や仏陀、半人半鳥のキンナラなどが細やかな絣の技術で表現されています。絣の技術もさることながら、象の目鼻や輪郭、キンナラの顔などが、確かな技術で描き込まれていることも、ほとんど他に類例がありません。カンボジアの絣を代表する作品のひとつです。

 
クリシュナ物語図更紗壁掛
病草紙断簡・肥満の女
泰西風俗図屏風
黒楽茶碗 銘「次郎坊」
寺院鳥獣文様緯絣壁掛
胡猟図
寿老図
如来形立像
牛形
壺形土器
猿投灰釉壺
弥勒菩薩半跏像
刷毛目瓜文向付
色絵花鳥文瓢形瓶
斑釉透文手付台鉢
波文螺鈿鞍
金銀鍍透彫華籠
芦屋香炉釜
古林清茂墨蹟
三十六歌仙画冊