華籠(けこ)とは、仏教法要の際に散華する花びらを盛る器です。もともとは実用的な竹籠などに生花を盛って使っていましたが、後に本器のような装飾的なものが用いられるようになりました。本器は、真言宗智山派の滋賀・神照寺に伝来した金銀鍍透彫華籠(国宝)のなかの一面です。銅板に優美な宝相華唐草文を透かし彫りにし、全体には鍍金が、花の部分には鍍銀が施され、まばゆいばかりの装飾効果を上げています。唐草文は鋤彫りで立体感を表現し、細部を表現するため所々に線刻が加えられています。外側に取り付られた3つの鐶は、飾り緒を吊るすためのもので、総角(あげまき)結びの緒も3本伝来しています。技法・意匠ともに当時の金工品の代表的作品といえる名品です。
金銀鍍透彫華籠

鎌倉時代 12〜14世紀 
直径 28.3cm 青銅製鍍金銀

 
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金銀鍍透彫華籠
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