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1.「人物 二重像」[部分]昭和21(1946)年、
  福岡県立美術館蔵
2.「婦人像」昭和20-23(1945-48)年、福岡県立美術館蔵
3.「風景」昭和31(1956)年、福岡市美術館蔵
4.「裸婦」昭和30(1955)年、福岡市美術館蔵
5.「少女坐像」昭和4-10(1929-35)年、福岡市美術館蔵
6.「影絵人形文様の前の女性」昭和10(1935)年頃、
  福岡県立美術館蔵
7.「水」昭和36(1961)年、福岡市美術館蔵
8.「陽」昭和35(1960)年、福岡県立美術館蔵
 
会場:福岡市美術館 企画展示室(2階 常設展示室内)
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開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日: 月曜日(ただし12月23日、1月13日[月・祝]は開館、12月24日、1月14日 [火]は休館)
12月28日[土]〜1月4日[土]
観覧料:常設展示観覧料
一般 200円(150円)、高大生 150円(100円)、小中生以下無料。
*( )内は20名以上の団体料金。
*次の手帳等をご提示の方は無料。療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/福岡市発行のシルバー手帳/北九州市発行の年長者施設利用証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾患医療受診券/鹿児島市民・熊本市民で65歳以上を確認できる公的機関発行の証明書(保険証など)
 大正元(1912)年、博多の裕福な商家の息子として生まれた上田宇三郎は、常に学年5指に入る秀才でありながら身体が弱く中学校中退を余儀なくされますが、その頃から日本画を志し、京都と福岡で学びました。彼は戦前から密度の高い作品を発表し、昭和22(1947)年には4人の画友とともに「朱貌社」を結成し、注目を集めます。幾何学的な形態分析など西洋絵画から学んだ手法を日本画の画面に生かす試みに没頭する一方で、油彩画家・坂本繁二郎や彫刻家・冨永朝堂といった郷土を代表する芸術家とも親しく交際し、少なからぬ影響を受けました。日本表現派展への出品など東京での発表の機会に恵まれ始めた矢先の昭和39(1964)年、宇三郎は52才で没しました。洗練された造形感覚を示し、次第に暗示性を高めていく上田宇三郎の作品は、宗教上の時間概念や宇宙空間に関心を持ち、経験可能な世界の隣にあるもうひとつの時空間に惹かれ続けた精神的な探索そのものを示すようにも見えます。
 本展は上田宇三郎の没後50年を記念し、その画業を回顧するものです。約20年ぶりの回顧展となる本展では、絵画作品約45点をスケッチブックや日記などの資料と併せて紹介します。戦前の博多のモダンな空気を受け継ぎつつ、高い精神性を作品に込めた上田宇三郎の芸術に触れて頂けたら幸いです。
 
 
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読む人:山内光枝[アーティスト]
日時:2014年1月19日[日]、2月2日[日] 14時〜
会場:福岡市美術館1階 講堂および教養講座室
『上田宇三郎日記』を流れる時間に、ひととき身を浸してみませんか。
宇三郎の見た映画を鑑賞し、彼の愛した珈琲とともにアーティスト・山内光枝さんのトークと日記の朗読に耳を傾ける試みです。
※コーヒーカップをご持参ください。※先着30名、13:30より受付。
講師:吉田暁子[福岡市美術館学芸員]
日時:2014年1月18日[土] 14:00〜15:30頃
会場:福岡市美術館1階 教養講座室
※先着50名、13:30より受付。
 
本展覧会の図録を当館2階のブックショップにて販売いたします。
全出品作品をカラー図版で掲載。作品解説や学芸員によるエッセイのほか、宇三郎の日記を掲載したCD がついてます。
※定価:1,500円(税込み)
※サイズ:A4変形
※ページ数:63頁