桜島 1968年

田崎広助(1898/福岡-1984/東京)
油彩・画布 112.4×145.5cm
  田崎広助は福岡県八女郡出身の洋画家です。22歳の時、家族の反対を押し切って上京、同郷の坂本繁二郎に師事して画家を志しました。昭和初期に2年ほどパリへ留学し、帰国後は一水会や日展を中心に活躍し、特に阿蘇山や桜島など日本の名山を描いた作品でよく知られています。70歳の時に描かれた本作品も、山を描いた名品の一つです。桜島の骨太な山の姿を正面から捉えた力強い作品で、大胆な色彩と重厚な筆触による画面は、豊かな装飾性を備え、画家の情熱を脈々と伝えるかのようです。

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