唐物茶入博多文琳

明時代 14〜15世紀
高さ6.4cm
   博多の豪商で茶人としても名を知られる神屋宗湛(1551〜1635)が所持していた唐物茶入です。「博多」の名を冠したこの茶入は、秀吉から「博多の茶坊主」と称され目を掛けられた宗湛秘蔵の名器で、九州平定のため下ってきた秀吉を招いた茶会で使用して所望され、「日本の半分となら交換しましょう」という機転のきいた返答によって諦めさせたというエピソードが伝わり、桃山時代の茶の湯の自由闊達な空気とともに当時の博多商人の力を知るうえで格好の逸話となっています。林檎の雅称である文琳の名のとおり全体に丸い形をしていますが、口部は喇叭形に開いて捻り返しがなくやや厚手に造られているなど、唐物茶入のうちでも古様な特徴を見せています。のち黒田藩主忠之により、寛永初年に黄金2千両および知行500石という途方もない代価をもって召し上げとなり、以後、黒田藩に伝えられました。

 
風神像
花籠図
円相図
儀式用壁掛
日光菩薩立像
五彩魚藻文壷
布袋見闘鶏図
高麗雨漏茶碗
色絵牡丹尾長鳥文壷
色絵吉野山図茶壷
黒絵式アンフォラ
鍋島染付山水図皿
唐物茶入博多文琳
妙総大師道潜墨蹟
源氏物語図屏風
華角貼四屑箪笥
金剛般若経開題残巻
花鳥螺鈿描金盒子
白褐釉刻花唐草文龍鳳凰水注
豊干・寒山拾得図