専門・研究分野
アジアの近現代美術
初の勤務は当館古美術係。その後アジア美術館でながく仕事をしてきました。多様な分野を歩いてきましたが、ずっと「アジア」に関わってきました。当館近現代美術係でも、「アジア」の視点からコレクションに新たに向きあおうと思っています。
担当した主な展覧会/事業
・企画展「インド近代絵画の精華─ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」福岡アジア美術館、2022年9月
・特別展「アジア美術100年の旅」福岡アジア美術館、2019年10月
・特別展「日韓近代美術家のまなざし─朝鮮で描く」福岡アジア美術館、2015年12月
・企画展「イマジン─争いのない世界へ」福岡アジア美術館、2015年
・特別展「第1~5回福岡アジア美術トリエンナーレ」福岡アジア美術館、1999年、2002年、2005年、2009年、1014年
・特別展「東京・ソウル・台北・長春─官展にみる近代美術」福岡アジア美術館、2014年2月
・特別展「アジアをつなぐ─境界を生きる女たち 1984-2012」福岡アジア美術館、2012年9月
・特別展「アジアとヨーロッパの肖像」福岡アジア美術館、2008年9月
・特別展「おいでよ!絵本ミュージアム」福岡アジア美術館、2007~2023年
・企画展「見いだされた郷土─日本時代の台湾絵画」福岡アジア美術館、2006年7月
・特別展「チャイナ・ドリーム 描かれた憧れの中国─広東・上海」福岡アジア美術館、
2004年7月
・企画展「南洋1950-65─シンガポール美術への道」福岡アジア美術館、2002年11月
・企画展「ベンガルの刺繍カンタ」福岡アジア美術館、2001年1月
・特別展「現代中国の美術」福岡アジア美術館、2001年4月
・特別展「東アジア/絵画の近代 油画の誕生とその展開」福岡アジア美術館、1999年4月
・特別展「東南アジア 近代美術の誕生」福岡市美術館、1997年5月
【その他の事業】
・アートカフェ(ブックカフェ)整備事業 福岡アジア美術館、2018年3月
・キッズコーナー等整備事業 福岡アジア美術館、2005年11月
主な論文 <展覧会図録所収論文等を除く>
・「日本統治下の植民地の美術活動」『日本学叢書4アジアの女性身体はいかに描かれたか─視覚表象と戦争の記憶』青弓社、2013年1月
・「女性作家たちのアジア─70年代から80年代の作品を中心に」『20世紀の女性美術家と視角表象の調査研究(科研報告書)』、2011年3月
・「日本の植民地統治下の美術活動─植民地官展作家と審査員の作品の調査研究を中心に(台湾の日本画と女性画家)」『鹿島美術研究』第27号別冊、2010年11月
・「〈純然たる日本画〉─台湾東洋画の場合」『美術フォーラム21』第21号、2010年5月
・「台湾の女性〈日本画家〉─陳進筆《サンティモン社の女》をめぐって」『美術史』165冊、2008年11月
・「南洋美術考─〈他者〉の再生産と〈自己〉の獲得─」『デ アルテ』第17号、2001年3月
・「足利義持筆《布袋図》」『デ アルテ』第8号、1992年3月
・「伝狩野元信筆《豊干・寒山拾得図》について」『國華』第1156号、1992年3月
主な発表 <学会・講演・研究会等を除く>
・「東アジアにおける官設展覧会と日本」文化庁現代アートワークショップ、2022年1月
・「日本の美術家が懐いた東洋憧憬─その歴史と美術界への影響」東京都庭園美術館、2019年11月