
テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする
2025年4月19日(土)〜6月8日(日)
2階 特別展示室
詳細を見る
『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』
日時 |
2020年9月19日(土) 午後4時~午後7時09分 ※開場は上映30分前 |
---|---|
会場 | ミュージアムホール |
料金 | 1,500円(当日券のみ) |
定員 | 80名 |
「FAMシネマテーク」の二回目は、フレデリック・ワイズマン監督作品をご紹介。
通りを歩けば英語以外の言葉がたくさん聞こえる。世界中からの移民とその子孫が暮らし、167もの言語が話され、マイノリティが集まり、エスニックな味と多様な音楽があふれ、「世界で最も多様性のある地域」と呼ばれるジャクソンハイツ。本作でワイズマン監督の視線はあらゆる場所、あらゆる人に向けられる。教会、モスク、シナゴーグ、レストラン、集会、コインランドリー・・・。地域のボランティア、セクシャル・マイノリティ、不法滞在者、再開発の波にのまれる商店主たち・・・。町を徹底して見つめることで、さまざまな人間が見えてくる。社会も歴史も見えてくる。長年にわたってアメリカを観察し、記録し続けてきた同監督の面目躍如たる“町ドキュメンタリー”の傑作は、〝Black Lives Matter〟を経てますますそのアクチャリティを増している。
■原題:In Jackson Heights
■監督・録音・編集・製作:フレデリック・ワイズマン
■上映時間:3時間9分
■提供:配給:チャイルド・フィルム/ムヴィオラ
■フレデリック・ワイズマン監督プロフィール
1930年1月1日、ボストン生まれ。現在90歳。イェール大学法学部卒業。67年、初監督であるドキュメンタリー『チチカット・フォーリーズ』以降、様々な角度からアメリカを見つめる傑作を次々に発表。本作までにドキュメンタリー監督作は40を数える。近作に『パリ・オペラ座のすべて』、『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』などがある。2014年にヴェネチア国際映画祭で 金獅子賞(特別功労賞)、2016年にはアカデミー賞名誉賞を受賞している。
『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』ワイズマン監督が語るドキュメンタリー映画のつくりかた