第10回　21世紀の作家−福岡　 鈴木淳展　なにもない、ということもない

福岡で活躍する現代美術作家を個展形式で紹介するシリーズ展の第10回目。今回は鈴木淳をとりあげた。1995年から現代美術作品の発表を開始した鈴木は、インスタレーションやパフォーマンスのほか、2000年頃からは映像、近年は写真作品も旺盛に制作。日常の何気ないものごとを題材としたその作品は、鋭い問いかけを感じさせる一方でどこかユーモアが漂う。本展では、建築用足場、映像、写真などを組み合わせたインスタレーションを発表した。