第9回　21世紀の作家−福岡　 大浦こころ展 やわらかな圧力

「21世紀の作家―福岡」シリーズの9回目は福岡市在住の美術家・大浦こころ（1960-）をとりあげた。東京都に生まれた大浦は、1980年代に活動をスタートさせ、1990年頃より福岡を拠点とし、現在も活動を続けている。新作展となった本展では、年末年始の5日間に展示室にて制作されたモノクロームの壁画のほか、みずみずしい色彩と大胆な筆致による水彩画の大作8点、そして初めて取り組んだという木炭デッサンが展示された。