コレクション展 近現代美術
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト1 美術史を彩った巨匠たち
ダリ、ミロ、シャガールなどの代表作をまとめて展示します。福岡市美術館といえば、これ! という内容です。
画像:サルバドール・ダリ 《ポルト・リガトの聖母》 1950年
© Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2019
G1884
コレクション展 近現代美術
近代美術と九州 第1期
会期 |
2019年5月28日(火)〜8月25日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室A |
九州の地は多数の美術家を輩出しました。近代美術史上に残る彼らの作品を4期に分けて展⽰します。
第1期の出品作家:黒田清輝、岡田三郎助、和田英作、水上泰生ほか
画像:黒田清輝《婦人像》1897年
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト2 1945 年以降の現代美術
会期 |
2019年5月30日(木)〜2020年4月19日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日/12月28日~1月4日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室C |
作品リスト |
list_CollectionHighlight2.pdf (563 KB)
|
ウォーホル、草間彌生など、戦後の美術を彩った多様な作品でその歴史を再訪します(展示替えあり)。
画像:イヴ・クライン 《人体測定(ANT157)》 1961年
コレクション展 近現代美術
藤森静雄と『月映』の作家
会期 |
2019年5月30日(木)〜8月25日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室B |
作品リスト |
modern.no_.298.pdf (3.1 MB)
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福岡県久留米市出身の藤森静雄は、1914年、恩地孝四郎、田中恭吉とともに木版画と詩の雑誌『月映』を創刊しました。
本展では新たな木版表現を拓いた版画家たちの若き日の交流と作品世界をご紹介します。
画像:藤森静雄 《亡びゆく肉》 1915年
コレクション展 近現代美術
近代美術と九州 第2期
会期 |
2019年8月27日(火)〜11月17日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室A |
九州の地は多数の美術家を輩出しました。近代美術史上に残る彼らの作品を4期に分けて展⽰します。
第2期の出品作家:伊藤研之、児島善三郎、寺田政明、和田三造ほか
画像:児島善三郎《鏡》1932年
コレクション展 近現代美術
福岡の現代美術、九州派以後
会期 |
2019年8月27日(火)〜10月27日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室B |
作品リスト |
modern_no.299.pdf (6.6 MB)
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1960年代後半以降の福岡の美術は、前衛美術集団「九州派」の影響から脱し、新たな「現代美術」を追求するところからスタートしました。九州派以後の福岡の美術動向を伝える作品を厳選し、紹介します。
画像:浦川大志 《Saida-wo nominagara tochi wo aruku.》 2017年
コレクション展 近現代美術
近代美術と九州 第3期
会期 |
2019年11月19日(火)〜2020年1月26日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日/12月28日~1月4日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室A |
九州の地は多数の美術家を輩出しました。近代美術史上に残る彼らの作品を4期に分けて展⽰します。
第3期の出品作家: 多々羅義雄、吉村忠夫、松永冠山、冨田溪仙ほか
画像:吉村忠夫《地獄変》1950年
コレクション展 近現代美術
渡辺千尋
会期 |
2020年1月17日(金)〜4月19日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室B |
作品リスト |
modern_no.300.pdf (1.9 MB)
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エングレーヴィングによる銅版画を数多く手がけた渡辺千尋(1944-2009)の饒舌な線描表現をご覧いただきます。
画像:渡辺千尋 《空の森》 1987年
関連ブログ:時間をかけて見つめよう
コレクション展 近現代美術
朝倉文夫・摂・響子
会期 |
2020年1月17日(金)〜4月19日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室B |
作品リスト |
modern_no.301.pdf (1.8 MB)
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彫刻家・朝倉文夫(1883-1964)と、彼の二人の娘、摂(1922-2014)、響子(1925-2016)の足跡をたどります。
画像:朝倉文夫 《兎》 制作年不詳
コレクション展 近現代美術
近代美術と九州 第4期
会期 |
2020年1月28日(火)〜4月19日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 |
月曜日
(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
会場 |
近現代美術室A |
九州の地は多数の美術家を輩出しました。近代美術史上に残る彼らの作品を4期に分けて展⽰します。
第4期の出品作家: 吉田博、古賀春江、田崎広助、上田宇三郎ほか
画像:吉田博《渓流》1910年
コレクション展 近現代美術
福岡市美術館リニューアルオープン1周年記念 新収蔵品 インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》無料公開
2019年春、福岡市美術館のリニューアルオープンを記念し、英国を拠点に国際的に活躍するインカ・ショニバレCBEの日本初個展を開催しました。同展で初公開されたコミッションワーク(委託作品)である《桜を放つ女性》は、ショニバレが初めて日本を題材とした作品であり、桜の季節でのリニューアルオープンを祝い、制作されたものです。2019年度、当館はこの記念すべき作品を収蔵いたしました。当館のリニューアルオープン1周年を記念し、本作品を無料公開いたします。
※なお、4月28日以降は、近現代美術室C「コレクション・ハイライト」でご覧いただけます。
画像:インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》2019年
©Yinka Shonibare CBE, 2019. Courtesy of James Cohan Gallery, New York
Photographer: Stephen White
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト
会期 |
2020年4月28日(火)〜2021年5月9日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
※いずれも最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日/年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A、C |
作品リスト |
list_CollectionHighlight.pdf (1.1 MB)
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ダリ、ウォーホル、草間彌生といった、20世紀の美術史を彩った作家たちの代表作に加え、新収蔵されたインカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》も合わせて展示。充実の所蔵品でモダンアートの100年をたどります。
画像:インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》2019年
©Yinka Shonibare CBE, 2019. Courtesy of James Cohan Gallery, New York
Photographer: Stephen White & Co.
関連ブログ:《桜を放つ女性》を自宅で鑑賞しませんか?
コレクション展 近現代美術
平成元年の日本人像
会期 |
2020年4月28日(火)〜6月28日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A |
作品リスト |
list_Heisei.pdf (1.0 MB)
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日本広告写真家協会(APA)企画の「平成元年の日本人像」は、平成元年(1989年)に生きた様々な職業、年齢の日本人を所定の条件のもと撮影した106点の写真群です。これらの写真から20点を展示。「令和」を迎えた今、改めて「平成」を振り返ります。
画像:河原雅夫《山本一夫》1989年
関連ブログ:私的「平成元年(1989年)」を振り返る
コレクション展 近現代美術
新収蔵品展(近現代美術)
福岡市美術館の休館からリニューアルオープンまでの2016~2019年度の間に、新規収蔵した近現代美術作品を紹介します。
画像:リサ・ミルロイ《黒》2012年 © Lisa Milroy, Photograph by FXP Photography
関連ブログ:再開館後、作品を目の前にして思うこと
コレクション展 近現代美術
殿敷侃
会期 |
2020年6月30日(火)〜8月30日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7〜10⽉の⾦・⼟曜⽇は午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室B |
作品リスト |
list_TonoshikiTadashi.pdf (1.7 MB)
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広島に生まれ山口を拠点とした美術家・殿敷侃(1942-1992)は原爆孤児としての経験から、見捨てられたモノや忘却された者を常に意識し作品を制作しました。2018年度に収蔵した作品全18点で、その活動を振り返ります。
画像:殿敷侃《HYDROGEN BOMB》1981年頃
関連ブログ:明日は8月6日
コレクション展 近現代美術
夏休みこども美術館2020 みるみるこわい絵の世界
会期 |
2020年6月30日(火)〜8月30日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(会期中の⾦・⼟曜⽇は午後8時まで開館)
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日(8月10日(月・祝)は開館し、8月11日(火)は休館) |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A |
夏といえば、怪談やこわいおばけがつきものですが、美術館の「こわい」は一味ちがいます。みればみるほどこわい絵、こわい物語がえがかれた絵、はらはら・どきどきする絵、いろんなこわい絵の世界へみなさんをいざないます。
夏休みこども美術館2020「みるみるこわい絵の世界」イベントチラシ
※「夏休みこども美術館2020アーティストにきく美術のひみつ~近現代美術編」は諸般の事情により内容を変更し、「夏休みこども美術館2020みるみるこわい絵の世界」として開催いたします。
画像:アンリ・マティス《ジャズ サーベルをのみこむ人》1947
関連ブログ:夏休みこども美術館2020こどもギャラリー「みるみるこわい絵の世界」開催中
コレクション展 近現代美術
抽象と具象のあいだー甲斐巳八郎を中心に
「具象画」とは物の形を写した絵、「抽象画」とは純粋な色や形で作られた絵…果たして本当にそうでしょうか?2019年度に新収蔵した甲斐巳八郎(1903~1979)の日本画を中心に、具象と抽象を行き来する作品を紹介します。
画像:甲斐巳八郎《題不詳(クチイ)》1970年代
関連ブログ:自分でも描けそう、と思いきや
コレクション展 近現代美術
KYNE《Untitled》2020年
会期 |
2020年9月9日(水)〜2022年12月27日(火) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7〜10⽉の⾦・⼟曜⽇は午後8時まで開館
※最終⼊館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日/年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室最終壁面 |
福岡を拠点に活動するアーティストKYNEは、80年代の大衆文化からインスパイアされた作風で近年は海外からも注目を集めています。コロナ禍においても、新たなことに挑戦したいという当館とKYNEの思いが一致し、2階コレクション展示室の出口前壁面(約3m14cm×13m)に描かれた壁画を2022年12月末まで期間限定公開します。
・作品について
白い壁いっぱいに描かれるのは、横たわり、窓の向こうを眺めている女性です。KYNEは本壁画制作にあたり、「公共性と自由」というテーマを設定しました。美術館も大濠公園も公的な場所。公共とは、自由とは何か。この人物はそんなことを考えているのかもしれません。
・作家について
KYNE(キネ)
福岡に生まれ、福岡を拠点とするアーティスト。大学時代に日本画を学び、並行して2006年頃から活動を開始。2010年頃クールな表情の女性を描く現在のスタイルを確立。1980年代の大衆文化を独自に解釈し生まれた絵画は、国内外で注目を集めています。
コレクション展 近現代美術
「藤田嗣治と彼が愛した布たち」関連企画 藤田嗣治と関わった画家たち
会期 |
2020年10月27日(火)〜12月27日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※10⽉の⾦・⼟曜⽇は午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A |
作品リスト |
list_fuojitakanren.pdf (890 KB)
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中村研一、吉原治良、菊畑茂久馬など、藤田嗣治と何らかの関わりをもち、または強い関心を向けた画家たちがいました。特別展に関連して、彼・彼女たちの作品を特集します。
画像:中村研一《栗の花》1947年
コレクション展 近現代美術
纏うわたし、見るわたし-やなぎみわとリサ・ミルロイ
リサ・ミルロイ(1959-)が描く靴やドレス、やなぎみわ(1967-)の写真作品のなかで佇む案内嬢たち。当館が所蔵するふたりの作品をあわせて展示することで、まなざしのありかや、女性と衣服の関係を見つめていきます。
画像:やなぎみわ《アクアジェンヌ・イン・パラダイスⅡ》1995年
リサ・ミルロイ《黒》2012年
コレクション展 近現代美術
モダン・フォトグラフィー Ⅰ:ヨーロッパ
企画展「ソシエテ・イルフは前進する」に関連して、当館が所蔵する戦前の写真を展示します。前期はマン・レイ、モホイ=ナジ、アレクサンドル・ロトチェンコの写真をご紹介します。
画像:アレクサンドル・ロトチェンコ《ライカを持つ女性(報道写真家 Evgenia Lemberg の肖像)》
1934年(1994年リプリント)
コレクション展 近現代美術
モダン・フォトグラフィー Ⅱ:日本
企画展「ソシエテ・イルフは前進する」に関連して、当館が所蔵する写真作品を展示します。2月16日から開催する後期では、瑛九、恩地考四郎、山口正城のフォトグラム、長谷川伝次郎の写真をご紹介します。
画像:瑛九《コンストラクション》1936年
コレクション展 近現代美術
冨田溪仙展
会期 |
2021年3月30日(火)〜5月9日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A |
作品リスト |
list_Tomita-keisen.pdf (871 KB)
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博多区下川端町出身の日本画家・冨田溪仙(1879-1936)。《沖縄三題》《御室の桜》など、自由な筆遣いによる線描とやわらかで豊饒な色彩を特徴とする代表作のほか、スケッチも展示します。
画像:冨田溪仙《御室の桜》(部分)1933年
コレクション展 近現代美術
新収蔵品展(近現代美術)
2020年度に新しく収蔵した作品をご紹介します。
画像:赤星信子《花咲く庭》1955年
コレクション展 近現代美術
織田廣喜と平野遼(西本コレクションより)
織田廣喜(福岡県出身、1914-2012)は幻想的な女性像が特徴で、二科展を拠点に活躍しました。一方、北九州市で活動した平野遼(大分県出身、1927-1992)は、自己の内面を反映させた人物や風景描写が特徴です。2人の主な作品を展示します。
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト
会期 |
2021年5月18日(火)〜2022年5月29日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日/年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A・C |
作品リスト |
List_Collection-Highlights2021.pdf (756 KB)
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■近現代美術室A
コレクションハイライト① 「近現代美術の流れを展望できる内外のすぐれた作品」から
福岡市美術館の収集方針に「近現代美術の流れを展望できる内外のすぐれた作品」という一節があります。本コーナーでは、この方針にもとづき収集した作品のなかでも、当館を代表する8点を紹介します。
■近現代美術室C
コレクションハイライト② コレクションと展示のジェンダーバランスを問い直す
当館のリニューアルオープンで披露され、コレクションに加わったインカ・ショニバレCBEの《桜を放つ女性》は、女性のエンパワーメントをテーマとしています。その背景には、現在も世界そして日本に、雇用機会をはじめとする男女の不平等が根強く存在している現実があります。美術館の収集・展示活動も無関係とは言えません。
本展では、女性の美術家による作品に注目し、彼女たちの作品を軸に展示を構成します。
画像 インカ・ショニバレCBE《桜を放つ女性》2019年
Copyright Yinka Shonibare CBE, 2019. Courtesy of James Cohan Gallery, New York
Photographer: Stephen White & Co.
コレクション展 近現代美術
野見山暁治・豊福知徳・菊畑茂久馬-地方と海外のはざまで
自らの活動の根拠を何に、あるいは何処に置くか?これは美術家にとって重要な課題です。海外、東京、福岡にそれぞれ拠点を置いた福岡ゆかりの3人の美術家の作品を通して、上記課題がいかに彼らの内部で考えられたかを検証します。
画像:野見山暁治《人間》1961年
コレクション展 近現代美術
近代日本の美術:明治から昭和初期まで①
近現代のコレクションの中から、吉田博、椿貞雄、長谷川利行、小早川清らの作品を展示。明治以降の美術作品のモチーフや、表現手法の広がりをご紹介します。
画像:長谷川利行《ハーゲンベックのサーカス》1936年
コレクション展 近現代美術
ミニマルなかたち
会期 |
2021年8月3日(火)〜10月17日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室B |
作品リスト |
List_Minimal.pdf (4.9 MB)
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形や色などの要素をそぎ落としていった美術傾向ミニマリズム。本展では、このミニマリズムの作家およびその系譜にある作家の作品を所蔵品の中から紹介します。フランク・ステラ、ソル・ルウィット、江上計太など。
画像:フランク・ステラ《バスラ門Ⅱ(分度器シリーズ)》1968年
© 2021 Frank Stella / ARS, New York / JASPAR, Tokyo G2443
コレクション展 近現代美術
和田三造《博多繁昌の図》ができるまで
会期 |
2021年8月3日(火)〜10月17日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
※7~10月の金・土曜日は午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A |
作品リスト |
List_WADA-Sanzo’s.pdf (1.9 MB)
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和田三造(1883-1967)の代表作の一つ《博多繁昌(はかたはんじょう)の図》は、江戸時代初期に貿易都市として賑った博多の街を空から眺めるような作品です。本作とともに和田が残した厖大な習作の一部を紹介し、大作の制作過程を探ります。
画像:和田三造《博多繁昌の図》1958年
コレクション展 近現代美術
近代日本の美術:明治から昭和初期まで②
「近代」を受容した日本で、「美術」はどのように展開していったかを、油彩、日本画を中心に紹介します。
画像:吉田博《鳩と少女》1910-11年
特集展示:菊畑茂久馬
2021年11月28日(日)放送のNHK番組「日洋美術館」にて、画家・菊畑茂久馬(1935-2020)の特集が組まれ、当館の所蔵作品とともに、彼の生涯が紹介されます。これにちなんで、当館では菊畑茂久馬の特集展示を行います。長く福岡を拠点に活躍し、昨年惜しくも他界した菊畑の主要作 3 点を展示します。
会期:2021年11月16日(火)~12月26日(日)
作品リスト:List_Special Exhibition Featuring KIKUHATA Mokuma
【放送データ 】日曜美術館(NHK Eテレ)2021年11月28日(日)午前9時~9時45分
*再放送:2021年12月5日(日)午後8時~8時45分
コレクション展 近現代美術
自画像のようなもの
明治から現代に至るまで、美術家たちはさまざまな動機で自分自身の姿を作品の中に表してきました。コレクションを通じ、近代以降の美術と「表現する私」との切っても切れない関係をたどります。
画像:上田薫《スプーンの自画像A》1990年
コレクション展 近現代美術
絵になる景色 吉田博を中心に
風景を「絵になるもの」として再発見した近代以降の画家たちは、身の周りや旅先で目にした風景をどのように表してきたのでしょうか。吉田博(1876-1950)の作品を中心に、水彩から油彩まで、様々な技法による表現をご紹介します。
画像:吉田博《渓流》1928年
コレクション展 近現代美術
新収蔵品展
2021年度に新たに収蔵した近現代美術作品を紹介します。
出品作家は以下のとおり。
和田三造、ソシエテ・イルフ、久野久、奈良原一高、寺田健一郎、
秋山祐徳太子、菊畑茂久馬、森山安英、川辺ナホ、梅田哲也、KYNE
画像:KYNE 《Consider Others》2021年
コレクション展 近現代美術
夏休みこども美術館2022 水のリズム
会期 |
2022年6月9日(木)〜8月21日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
7月~8月の金・土曜日は午前9時30分~午後8時
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※7月18日(月・祝)は開館し、7月19日は休館 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A
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作品リスト |
The-Rhythm-of-Water.pdf (1020 KB)
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当たり前のように私たちのまわりにある水ですが、水はいろいろな姿に形を変えて、さまざまな音を聞かせてくれます。本展では水の音をテーマにさまざまな作品を紹介し、会期中にはワークショップも開催します。
夏休みこども美術館2022 水のリズム チラシ
「水のリズム」の展覧会場では、「夏休みこどもとしょかん」も開催中。
水のリズムに関連した、おすすめの絵本を紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
夏休みこどもとしょかん2022絵本リスト
画像:上田宇三郎《風景》1954年
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト
会期 |
2022年6月9日(木)〜2023年6月11日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
(7月~10月の金・土曜日は午前9時30分~午後8時)
※入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合はその後の最初の平日 |
会場 |
コレクション展示室 近現代美術室A・C |
作品リスト |
Collection-Highlights2022.pdf (1.2 MB)
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■近現代美術室A
コレクションハイライト① 2つのハイライト
福岡市美術館は、九州・西日本で展開したローカルな美術の流れと欧米中心の美術の流れ、二つの軸に沿って近現代美術をコレクションしてきました。主要な作品を通し、その違いと共通点に光を当てます。
■近現代美術室C
コレクションハイライト② 分かり合い、分かち合う美術
当館のコレクションから、草間彌生やアニッシュ・カプーアをはじめとする国内外の作家による作品を展示し、現代における美術と私たちの関わりを見つめます。
ここに集まるのは、多様な表現で身近な主題や感覚を掘り下げ、または社会の課題に応答する作品たちです。時にチャーミング、時に無骨な作品を見つめ、想像の力を働かせることは、誰かと分かり合うための一歩となるかもしれません。
画像:バスキア《無題》1984年
©The Estate of Jean-Michel Basquiat / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G2777
コレクション展 近現代美術
森山安英の絵画ーアルミナ頌からヒロシマシリーズまで
森山安英(1936年生まれ)は1960年代末から70年代前半の〈集団蜘蛛〉の活動を経て、1987年より本格的に絵画制作を開始しました。本展では1980年代から現在までの作品を紹介し、森山の「絵画」に迫ります。
画像:森山安英《窓-51》2017-21年
コレクション展 近現代美術
変貌する絵画ーアンフォルメル、具体、九州派
会期 |
2022年8月24日(水)〜10月30日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
会期中の金・土曜日は午前9時30分~午後8時まで開館
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館し、9月20日(火)、10月11日(火)は休館
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会場 |
コレクション展示室 近現代美術室B |
作品リスト |
Transformation-of-Paintings.pdf (970 KB)
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※当初8月23日(火)からの開催をしておりましたが、翌24日(水)からに変更となっております。
第2次大戦後、絵画は大きく変貌。激しい筆跡、形のない形、派手な色彩の絵画が、ヨーロッパに生まれ、当時の日本の若い画家たちにも大きな影響を与えました。アンフォルメルとその影響下に生まれた様々な絵画を展示します。
画像:ジャン・デュビュッフェ《もがく》1961年
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G2777
コレクション展 近現代美術
一本の線のためには・・・
※当初8月23日(火)からの開催を予定しておりましたが、翌24日(水)からに変更となっております。
震える線。迷いのない線。切り傷のような線。殴り書きのような線…。線には一つとして同じものがなく、描き手の創作活動、身体運動の軌跡を私達に伝えます。「線」に着目し、作品を読み解きます。
画像:ジャン・フォートリエ《直方体》1959年
コレクション展 近現代美術
奈良原一高「無国籍地」/「人間の土地」
福岡県大牟田市出身で、戦後日本を代表する写真家・奈良原一高(1931-2020)の仕事をシリーズ毎に紹介します。第一弾として実質的なデビュー作「人間の土地」(1954-57)と、そのプロローグにあたる「無国籍地」(1954)を展示します。
画像:奈良原一高《緑なき島 軍艦島:地下道(「人間の土地」より)》
撮影:1954-57年、プリント:2016年
ⒸNARAHARA IKKO ARCHIVES
コレクション展 近現代美術
福岡をみる
本展ではコレクションを通じ、作家が描いた「福岡」という土地をテーマにご紹介します。
今回、出品作品がどの場所で描かれたか、地図や航空写真等でその一部が明らかになりました。作品の知られざる一面に迫ります。
画像:松永冠山《糸島風景》制作年不詳
コレクション展 近現代美術
九州の女性画家たち
当館の近現代美術コレクションから、九州ゆかりの女性の画家による作品を展示し、彼女たちの活動を振り返ります。
出品作家は以下のとおり。
吉田ふじを、井上正子、高宮一栄、木下邦子、青柳澄佳、島内きみ、赤星信子、竹岡羊子、鬼木美代子、田部光子、山田依子
画像:赤星信子《ルパシカの女》1939年
コレクション展 近現代美術
新収蔵品展
2022年度に収蔵した近現代美術作品の一部を紹介します。
画像:山内光枝《つれ潮》2018年
コレクション展 近現代美術
第1回福岡アートアワード受賞作品展
2022年に創設した「福岡アートアワード」の受賞作品を紹介します。
画像:上:鎌田友介《Japanese houses(Taiwan/Brazil /Korea/U.S./Japan)》 2021年
下左:チョン・ユギョン《Let’s all go to the celebration square of victory!》2018年
下右:石原海《重力の光》2021年
コレクション展 近現代美術
コレクションハイライト
■近現代美術室A
コレクションハイライト① 福岡市美術館のスターたち
福岡市美術館では20世紀の美術史の流れをたどるすぐれた作品を収集しています。
ここでは、その中でも選りすぐりの作品、いわば福岡市美術館のスター作品を展示します。
■近現代美術室C
コレクションハイライト② 美術散歩にでかけよう
福岡市美術館が所蔵する近現代の美術作品を、テーマごとに4つの場所にみたてて展示します。
4つのコーナー(「1現実と夢の森」、「2 物質と感覚の海」、「3 色とかたちの宇宙」
、「4 歴史と記憶の都市―未来へ」)の作品は、ゆるやかに時代順に並んでおり、20世紀以降の美術の流れをたどることができます。
さまざまな場所を、散歩するような軽やかな気分でめぐり、お気に入りの作品をみつけてみませんか。
画像:ジョアン・ミロ《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》1945年
©Successió Miró /ADAGP, Paris & JASPER, Tokyo, 2023 G3166
コレクション展 近現代美術
時代で見る美術 1940年代
美術作品は、時代や作家たちの置かれた状況を様々な形で反映します。
当館の所蔵品から、第二次世界大戦のただなか、そして戦後にあたる1940年代に制作された近現代美術作品を集め、制作背景とともに紹介します。
画像:村井正誠《Cité 2》1940年
コレクション展 近現代美術
山好きな画家たち
明治以降、日本で近代登山が始まったことで多くの登山家が山に魅了されました。画家たちもまた同様に様々な表現で山の風景や営みを描きました。本展では作品を画家ごとに紹介し、その魅力に迫ります。
画像:吉田博《雲海 鳳凰山》1928年
コレクション展 近現代美術
奈良原一高「王国」
会期 |
2023年8月29日(火)〜11月5日(日) |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分
7月~10月の金・土曜日は9:30~20:00
※最終入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
月曜日
※9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館し、9月19日(火)、10月10日(火)は休館 |
会場 |
近現代美術室A |
作品リスト |
List_Narahara_Ikko_Domains_.pdf (1.1 MB)
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戦後日本を代表する福岡県出身の写真家・奈良原一高(1931-2020)の仕事をシリーズごとに紹介する企画の第2弾。修道院と刑務所という、二つの特殊な場所に焦点を当てた「王国」シリーズから41点を展示します。
画像: 《壁の中(1)「王国」より》撮影:1956-58年、プリント:1998年
《沈黙の園(3)「王国」より》撮影:1958年、プリント:1977年
© Narahara Ikko Archives
コレクション展 近現代美術
九州の女性画家たち2
昨年度に続き、当館の近現代美術コレクションから九州ゆかりの女性の画家による作品を展示し、彼女たちの活動を振り返ります。今回は、大黒愛子、大浦こころ、桒野よう子他の作品を紹介。
画像:大浦こころ《水を吹く女の子》1995年
コレクション展 近現代美術
日本画にみる人物表現
明治以降伝統を重視しながらも新たな表現を試みた日本画家たちは、人をどのように描いてきたのでしょうか。歴史的な人物の肖像や美人画、あるいは身近な人物や子どもの姿など、人を描いた日本画作品に注目します。
画像:吉村忠夫《霊剣》1939年
下記料金でコレクション展(古美術、近現代美術)および企画展をご覧いただけます。
一般 200円(150円)
高大生 150円(100円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※観覧券購入の際、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済がご利用いただけます。
ご利用いただけるキャッシュレス決済
Visa/Mastercard/銀聯/JCB/アメリカン・エキスプレス/Diners Club
交通系ICカード(9種類)/iD/WAON/QUICPay/LINE Pay/PayPay/楽天 ペイ
d払い/au Pay/メルペイ/ゆうちょ Pay/Alipay/WeChatPay
※次の手帳等をご提示の方は無料。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65歳以上は住所と生年月日がわかるもの
※障害者手帳アプリ「ミライロ ID」も使用できます。