インカ・ショニバレCBE
ウィンド・スカルプチャー(SG)II
2021年
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インド・17〜18世紀 描き染め、蝋防染・木綿
128.5cm×110.8cm
インドの更紗は古くから、その色彩の鮮やかさ、染色の堅牢さにおいて高い評価を得て、輸出品として世界中で人気を博してきました。輸出先の好みに応じてさまざまな更紗が生産されてきましたが、この更紗はインド国内向けで寺院の壁掛けとして用いられたと考えられます。染色の鮮やかさはいうに及ばず、厚く盛られた金泥によって豪華さがいや増しています。
たわわに実ったマンゴーの樹のもとに、孔雀の羽でできた扇子と花を持った女性と払子(ほっす)をもった女性が向かい合って佇んでいます。その持ち物から、二人はヴィシュヌ神の化身、クリシュナの出現を待つゴピ(牛飼いの女)たちであるとわかります。クリシュナ自身は描かれていませんが、クリシュナがゴピのサリーをもって樹上に隠れるというエピソードがあることから、マンゴーの樹によってその存在を象徴させていると考えられます。葉を茂らせた樹木の周りには、孔雀や小鳥、栗鼠(りす)などの小動物も描かれています。よくみると、マンゴーの実をくわえあう小鳥たちや、樹上で向かいあう栗鼠など、生き物の多くはつがいとして表されています。愛の神クリシュナを象徴する樹にふさわしく、幸福感に満ちた情景となっています。
2021年
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