インカ・ショニバレCBE
ウィンド・スカルプチャー(SG)II
2021年
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1964年 カシュー、エナメル、鉛筆、金属、スポンジ、アクリル板・板
162.2cm×111.8cm×13.0cm
1935|長崎〜
菊畑は、1957年に福岡市で結成された前衛美術集団「九州派」に所属して頭角を現しました。九州派は、「反東京」を旗印に、公募展中心の既成画壇に異を唱え、労働運動と伴走しながら大衆のエネルギーを絵画にくみ上げようと試みた美術動向でした。九州派から絵画思想を学んだ菊畑は、天賦ともいえる造形センスを示し、在京の関係者の注目を集めました。本作は1964年末の「第3回国際青年美術家展」(東京)に出品され、ストラレム優秀賞第2席を獲得。本作と同系統の「ルーレット」は本作に先立って30点以上制作され、当時の新鋭画廊である南画廊における2度目の個展(1964年)で発表されました。
材木を張り合わせた支持体にルーレットの形態が彫りこまれ、その上部に廃材が貼り付けられていますが、その素材とモチーフ全てが通俗性と生活感を漂わせています。菊畑は、絵そのものがゲームのようなものを作りたかったと述懐しています。絵画を大衆社会への接近させているように見えて、その背後には、高度経済成長の下、がらくたの「反芸術」ですら「商品」として社会システムに取り込まれようとしていた状況への危機感とニヒリズムがうかがえます。
2021年
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