インカ・ショニバレCBE
ウィンド・スカルプチャー(SG)II
2021年
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1994年 FRP、ウレタン塗料
200.0cm×250.0cm×250.0cm
1929|長野〜
1994年10月のひと月間、多くの人が行き交う福岡市中央区天神の銀行前に、大きな黄色いカボチャが突如現れました。街に現代美術を展開させたアートプロジェクト「ミュージアム・シティ・天神 ’94 Fukuoka, Japan」の出品作として、風景を一変させ、多くの人の目を引いたこの《南瓜》こそ、草間彌生が初めて手がけた野外彫刻作品でした。本作を皮切りに、カボチャをはじめ、花々や帽子など、色鮮やかな立体作品が制作され、様々な場所に設置され、いまや世界中に展開されています。
草間作品に度々登場する水玉、網の目、花々といったモチーフが、幼い頃から悩まされる幻覚を克服すべく生み出された表現であったのとは異なり、草間のカボチャへの関心は、そのフォルムにありました。彼女は幼少期からカボチャの「愛嬌のある形」と「太っ腹の飾らぬ容貌」に惹かれ、「たくましい精神的力強さ」を感じたと言います。本作にも見られる、ふくよかで生命力あふれる姿や、黄色の地に映える黒い水玉のコントラストは、確かにエネルギーを放っています。
本作は1996年に当館のコレクションとなり、以来、2階の屋外広場エスプラナードに展示されています。
2021年
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