インカ・ショニバレCBE
ウィンド・スカルプチャー(SG)II
2021年
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中国・明時代 陶器
高さ6.4cm、胴径6.4cm、底径3.3cm
黒田資料
「文琳」とは果物の林檎の美称で、古くから茶入の形状分類における一名称として知られます。しかしその厳密な定義といえば曖昧で謎が多く、現在にいたるまで様々な観点による複数の定義付けがなされてきました。
肩に角をつけた本器の外形は林檎とは似ても似つかず、むしろ「肩衝(かたつき)」に分類され得るものです。しかしラッパのように大きく開いた口を上から見ると、林檎の蔕(へた)の周囲の形に見えることや、口縁部の内側に斜めに篦を入れて削いでいることも、古文献の記述に照らして文琳茶入の特徴とされています。
本器は、かつて博多の豪商・神屋宗湛(1551~1635)が所持していました。豊臣秀吉や福岡藩初代藩主・黒田長政の所望をも固辞し続けましたが、ついに二代藩主忠之の所望を受けて黄金二千両と知行五百石と引き換えに献上。その後は長く黒田家秘蔵の茶入となりました。五組もの仕服と牙蓋(げぶた)が付属しており、権力者の垂涎の的にして数世紀にもわたって秘せられた名器としての来歴を物語っています。
2021年
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