インカ・ショニバレCBE
ウィンド・スカルプチャー(SG)II
2021年
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© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 G3823
1945年 油彩・画布
105.3cm×72.9cm
1887|ベラルーシ〜1985|フランス
帝政ロシアのヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)のユダヤ人家庭に生まれたマルク・シャガールは、1910年にフランスに移りエコール・ド・パリの画家として活躍しました。しかし第2次世界大戦が始まるとナチスの迫害を逃れてアメリカへの亡命を余儀なくされ、ナチスが故郷へ侵攻したことを知り、さらに終戦の前年に最愛の妻ベラを病気で失います。故郷の街と妻ベラというたびたび作品にも登場するかけがえのない存在を失ったシャガールは、悲しみに暮れ、しばし制作から離れたといいます。
終戦の1945年に制作された本作は、シャガールが絶望の淵から再起を期した一作です。アトラージュとはそりのこと。空高く翔けるそりに乗っているのはシャガールと亡き妻、そして娘のイダでしょうか。眼下に広がる雪に覆われた街並みはシャガールの故郷を思わせます。
夢と現実が混ざったようなシャガールらしい幻想的な情景のなかに、戦火に苦しんだ故郷の人々や亡き妻への鎮魂の想いと、平和への希望が込められた一作です。
2021年
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