メニュー

延長9:30~20:00(入館は19:30まで)

メニューを閉じる
ホーム > ブログ
福岡市美術館ブログ

新着投稿

カテゴリー:ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

オリジナルグッズを作成しました。

総館長以下、学芸課の皆様の非常に面白いブログが続く中、順番が回って来るのが毎回憂鬱です。もしできることなら何か理由をつけてお断りして、次に開催される特別展示や季節に合わせたコーナー作りをどうしようか、カタログを眺めながら考え事をしていたいですが、新しく開発したオリジナルグッズのお披露目する為にも頑張って作成します。Wordさんから赤と青の波線で添削されまくりですが…。
日本最初の禅寺である聖福寺の住職を務めた江戸時代の禅僧、仙厓義梵。親しみやすい書画を通して禅の教えをわかりやすく伝えたことから「博多の仙厓さん」と呼ばれ多くの人から慕われました。福岡市美術館の仙厓コレクションは世界屈指の質と量を誇るそうです。老若男女、幅広い世代に大人気の仙厓さんの作品の中から、ゆるキャラのような愛らしい感じで大人気の≪犬図≫と≪猫に紙袋図≫がダイカットクッションになって登場しました。

仙厓義梵(1750-1837)筆《犬図》

『この絵はどこから描きはじめてます?そうです。なんとシッポの先からです。こまかく観察すると、シッポの先からお尻まで、全部ひと筆です。一気に描いてこれだけかわいく仕上がるのは奇跡的だなあと思うのです。仙厓さんはヘタウマといわれるけれど、実はものすごく上手だったと思います。
それにしてもなぜないているの?縛られて杭につながれているから?子供にいじめられた?どう思います?不自由な人間の姿?仙厓さんは教えてくれません。あなたが物語を作ってみて。』
※サインを求められるほど大人気のN総館長のキャプションより引用

猫に紙袋図 江戸時代 19世紀 紙本墨画 掛幅装

『どうしたことか、ネコが頭に紙袋を被っている。ビックリして前脚をばたつかせるが、紙袋は外れそうにない。その様子に子どもは「見んか、見んか」と大はしゃぎ。無邪気な子どもの姿に思わずほっこりさせられる作品。』
 ※M学芸員のキャプションより引用

当初は、おまけなしのシンプルなクッションで進めていましたが、普通のクッションでは面白みがないと思い、仙厓さんの柔軟な発想力をイメージしておまけのギミックを追加しました。福岡市美術館様の許可がおりないかも…と心配していましたが、気に入って頂けたようで安心しました。また生地の触り心地は、弊社の開発部デザイナーや学芸課の方々に実際に触って頂いた感想を元に拘って作成しています。
≪犬図≫は杭の部分を別パーツにして、繋がれている様子を表現しています。この杭がいい塩梅で握り心地がよく「きゃふんきゃふん」と鳴いている犬に頭を乗せて、杭をにぎにぎしながらお昼寝したら、きっと癒されるはず。職場の気分転換のお供にもお勧めです。

≪猫に紙袋図≫は袋の部分を優しく押すと「プキュッ!プキュッ!」と音が鳴るギミック付きです。押したときの感触も、ぺこっぺこっと癖になる感じなので、疲れて家に帰ってきたときに「プキュッ!プキュッ!」と、ずっと押し続けたくなります。

どちらのクッションも、試作品の生地が継ぎ接ぎだらけになってしまうぐらい何度も何度も試作を重ねてきたので、きっと気に入って頂けると思います。予定では2月にはお披露目できる筈だったのに、コロナウイルスの影響で生産が遅れに遅れてしまい、ようやく4月初旬に販売が出来そうです。福岡市美術館ミュージアムショップだけではなく、オンラインショップでも購入が可能ですので、遠方でなかなか福岡市美術館に来館するのが難しい方は、福岡市美術館オンラインショップをご利用下さい。

※初期デザイン案

※最終デザイン案 開発中の為、実際の仕様と異なる場合があります。

犬図のやわらかクッション      2,500円(税込)

・猫に紙袋図のやわらかクッション   2,500円(税込)

今回、紹介させて頂いたクッション以外にも、仙厓作品が散りばめられていたデザインのエコバッグや、昨年設置されたインカ・ショニバレCBE大型野外彫刻作品《ウィンド・スカルプチャー(SG)Ⅱ》のポストカードを作成中です。福岡市美術館にお越しの際には、是非、ミュージアムショップまでお越しください。こぶうしくんが待ってますこぶ。

※開発中の為、実際の使用と異なる場合があります。 仙厓エコバッグ 発売日・価格未定。

インカ・ショニバレCBE大型野外彫刻作品《ウィンド・スカルプチャー(SG)Ⅱ》 4月発売予定。各120円(税込)

アクリルスタンド 好評発売中。各850円(税込)

 

 

ミュージアムショップ

ミュージアムショップだより 仙厓さんのゆるかわな禅画がLINEスタンプで登場

「博多の仙厓さん」でお馴染みの、日本で最初の禅寺である聖福寺の住職を務められた、仙厓義梵のゆるキャラちっくで可愛らしい作品がLINEスタンプになりました。しかも仙厓研究の第一人者で、福岡市美術館の総館長でもある中山総館長と、古美術担当のM学芸員に監修して頂いた大変豪華な仕様です。

仙厓作品でLINEスタンプを作成する話が出たときに、作品をそのまま使用しただけのもの、作品にありきたりのセリフを付けたスタンプではなく、福岡市美術館ならではのスタンプ、福岡市美術館ミュージアムショップにしか作れないスタンプにしたいと考えました。

大変幸運な事に福岡市美術館には、仙厓義梵についての著書を何冊も出されており、講演を開くと即定員オーバーで通路まで人が溢れてしまう、ファンがいてサインまで催促されてしまうぐらい大人気の中山総館長が在籍されています。
また、中山総館長が以前、編集に携わった《大河ドラマ軍師官兵衛記念 黒田家の美術 きらめきの大名道具》の展示会図録の内容が非常に面白く、掲載作品に対してのコメントを読んで笑ったことがあります。

特に下記のコメントがお気に入りです。

雪舟の寿老は頭が短め

寿老図(雪舟/室町時代)

この寿老人の頭は長い

寿老人・松・竹図(狩野常信/江戸時代)より

いよーっ、ポン!

貝尽文蒔絵大鼓胴(弥左衛門/江戸時代)

※《黒田家の美術》の図録は、ミュージアムショップの店頭・オンラインショップで販売中です。在庫が少なめらしいので、気になる方は早めの購入をお勧めします。

仙厓の研究者で、講演も大人気、コメントも面白い、総館長に監修して頂ければ他にはないLINEスタンプが完成する筈。是非とも総館長にご協力をして頂こう…と。
そこで美術館での会議に黒田家の図録持参で参加をして、『総館長が作成された、この図録のコメントが好きなので、LINEスタンプのコメント作成をお願いします。』と直接、中山総館長にお願いをしました。若干?苦笑いされていたような気がしますが、快く引き受けて下さり、スタンプ候補の作品の選定とコメントの作成にご協力して頂きました。
どのコメントを総館長が作成したのか、きっとファンの方ならわかる筈です。

多くの方々のご協力を得て、ようやく完成したLINEスタンプでしたが、実は2度もリジェクトされています。理由は仙厓作品の著作権についてと、裸の絵が含まれている事でした。そこで仙厓作品は著作権保護期間70年を過ぎており、オリジナルの著作権は消滅している旨を説明し、裸の作品については、泣く泣く他の作品に差し替えました。企画の立ち上げから、無事にリリースが開始されるまで、まさかの半年以上かかってしまいましたが、多くの方に利用して頂いているようで非常にありがたく思っております。仙厓LINEスタンプによって、今まで仙厓義梵について知らなかった方が作品に触れるきっかけになれば幸いです。

LINEスタンプ第2弾ってあるのかなこぶ…

(ミュージアムショップ店長 井上大輔)

ミュージアムショップ

マスターロードに新しい仲間が増えました。

創業100年を超える博多人形工房の中村人形様が制作・監修をした、大人から子供まで気軽に人形の絵付け体験が楽しめる素焼きの博多人形『マスターロード』に新しく、レオナールフジタ《仰臥裸婦》をモチーフにした『フジタの猫』と、電力の鬼との異名を持つ松永安左エ門のコレクションより《地獄草紙断簡・勘当の鬼》をモチーフにした、『地獄草紙の鬼』の2種類が12月より発売中です。製作者である中村弘峰様のSNSで紹介して頂いた翌日にはどちらも完売してしまう程の人気商品です。

オーソドックスに水彩絵の具で塗るもの楽しいですが、お勧めの画材は色鉛筆です。何度も研ぐ必要があり少し大変ですが、はみ出したりせずに塗りたい箇所だけ塗る事が出来るので、初心者の方には特にお勧めです。私は《勘当の鬼》を水彩色の色鉛筆で、赤オニさん風に塗ってみました。目元などの細かい部分は、色鉛筆を何度も研いで極細にして塗り、それでも芯が届かない箇所は、奈良筆で有名な『あかしや』のカラー筆ペン『彩』で重ね塗りをしています。こちらは筆職人が一本ずつ手造りで穂先を仕上げている為、非常に塗りやすく、絵手紙や水彩画にも描く際にもお勧めです。ミュージアムショップでは勿論、文具店様でも購入できます。

赤オニさんの次は《フジタの猫》を、4月29日(木)~7月18日(日)に開催される『高畑勲展』に合わせて、高畑勲さんが監修された大阪を舞台にした某アニメに登場するキャラクター、『月の輪の〇蔵』こと『小〇』と、首に赤いスカーフを巻いた『アン〇ニオJr.』をモチーフに塗ってみました。こちらはそれぞれ水彩色と油彩色の色鉛筆で塗っています。

私のように絵心が全くない素人が塗った見本だけでは心もとなかったので、絵が得意な上司に無理やりお願いをして塗ってもらいました。こちらはオーソドックスに水彩絵の具を使用しています。プライスカードを付けていたら、普通に売れていきそう…。

皆様も鬼にオシャレなスーツを着せてみたり、ご自宅で飼われている猫と同じ模様を描いたり、思い思いの色で自由に彩色し、オリジナルの博多人形を作ってみましょう。今回、ご紹介した『フジタの猫』と『地獄草紙の鬼』以外にも、福岡市美術館の所蔵品をモチーフにした、『うさぎ』・『鳳凰』・『若君』・『姫君』も好評発売中です。

・マスターロード フジタの猫   1,760円(税込)
・マスターロード 地獄草紙の鬼  1,980円(税込)
・マスターロード うさぎ     1,760円(税込)
・マスターロード 鳳凰      1,760円(税込)
・マスターロード 若君      2,200円(税込)
・マスターロード 姫君      2,200円(税込)

絵の具で塗った「マスターロード」

色鉛筆で塗った「マスターロード」

新着投稿

カテゴリー

アーカイブ

SNS