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福岡市美術館のソーシャルガイド&やさしい日本語で楽しむ作品鑑賞

福岡市美術館のソーシャルガイド

満開の桜はあっという間に終わってしまいましたが、今は新緑の鮮やかな緑に包まれている大濠公園です。個人的には、萌黄色の爽やかな風に吹かれるこの季節の大濠公園がとても好きです。

暖かくなり、外出する機会も増える春。大濠公園を散歩しながら、美術館に初めてご来館くださる方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは福岡市美術館の「ソーシャルガイド」です。

ソーシャルガイドは、主に発達障がいのある方とその家族や関係者に安心してご来館いただくために、美術館までの道のりや館内の様子を、写真や分かりやすい言葉で紹介したもので、ソーシャルストーリー、ソーシャルナラティブ等とも呼ばれます。当館でも、来館に不安を感じる方が、美術館に安心して来ていただけるように新しく制作しました。

福岡市美術館のソーシャルガイド(部分)

当館のソーシャルガイドは昨年から制作を始めました。市内の特別支援学校や特別支援学級の先生方に試験的にご利用いただき、いただいたご意見を反映しながら、今年の3月に完成しました。4月からは当館ホームページに掲載しています。

障がいの有無にかかわらず、美術館に初めていらっしゃる方や、利用に不安を感じる方など、どなたでもご利用いただけます。下記のリンクからダウンロードできますので、ぜひご利用ください。

https://www.fukuoka-art-museum.jp/guide/barrierfree/

 

「やさしい日本語」で楽しむ作品鑑賞

また、3月末には「お花見」をテーマに「やさしい日本語ツアー」を開催しました。同ツアーは福岡市に住む日本語を母語としない方を対象に、「やさしい日本語」でコレクション展を鑑賞するというものです。2022年から始め、これまで対象を「親子」に限定していましたが、ありがたいことに「大人が1人で参加したい!」という声が多数寄せられ、今年は「親子」以外にも対象を拡大し、たくさんの方にご参加いただきました。

ツアーでは、古美術と近現代美術のコレクション展から「お花見」をテーマに作品を選び、参加者と一緒に作品について語り合いながら、鑑賞をしました。当然、同じ作品を見ても各人が考えることは違います。しかし、大切なことは、作品を前に自分が思ったことを表現できること、そしてその意見がどれも同じように尊重されること、だと思います。同ツアーでは、私自身と参加者はもちろん、参加者同士も意見を交換しながら作品鑑賞をしました。その過程で、この至極当然なことを当たり前に行えることの大切さを改めて考えました。

「やさしい日本語ツアー」の様子

「やさしい日本語ツアー」の様子

 

また、「やさしい日本語」で当館のコレクション作品を紹介した冊子の第2弾も完成しました。下記URLよりダウンロードすることができます。コレクション展示室内にも配架していますので、ご来館の際にはぜひお手にとってご覧ください。
https://www.fukuoka-art-museum.jp/topics/219624/

「やさしい日本語」の冊子はコレクション展示室内に配架中

(教育普及係 﨑田明香)

 

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